終戦の日ですね

気づいていなかったわけではなく、気がついていたから出てきたっていうのもあるんですが、今日は「終戦の日」ですね。少し遅れて黙祷。「終戦記念日」という言い回しがどうも腑に落ちないのでこんな表現を使っていますが、戦後60年、人間でいえば還暦ですよね。それなのに何をやっているんだろうという気がします。これはこの国に対してもですし、自分自身に対してでもあります。ここ数年この日の前後っていうのは自分自身を見つめ直すというか、何が真実で何が虚構なのかを自問自答することが多いんです。私たちの知っていることって、どこまでが真実でどこが虚構なんだろうって・・・。なにやら難しいことを書いていますが、立場上こんなこというようでは困るんですけれどね。いろいろと文献に当たったり史料に目を通したりすることは多いのですが、たくさんの資料にあたればあたるほどわからなくなってくるんですよ。みなさん、結構しっかりとした考えをおもちのようで、それを考えるとまた自分自身を見失いそうで・・・。でも、こういうことは考えることを止めたらしこで終わっちゃいますからね。これからもいろいろと考えていきたいと思います。