名機東芝Librettoを越えた!?

nurikabe-majin2007-10-24

 10年前、東芝Windows95搭載の小型PC「Libretto20」が発売されました。当時毎日大きなノートPCを持ち歩いていた私は、もちろん飛びついて手に入れました。当時のCPUの型番は忘れました(。_・☆\ ベキバキ。クロック数も・・・どれくらいだっけ・・・(。_・☆\ ベキバキHDDは270MBだったかな?標準搭載のメモリが8MB。当然バカ高かった純正増設メモリを購入して取り付けました。それでもメモリ総量20MB・・・。バッテリーも標準では今ほど保たなくて、大容量バッテリーで4時間くらい・・・。液晶はVGA。でも、フルキーボード搭載でWindows95が動く。普段使っていたアプリケーションも動かせる・・・ということでかなり使いました。20から始まって、30、50、100、SS1100(うーん、すでにうろ覚え・・・)と手にしていきました(ちょうどロードテスターをやっていた頃です)。たしかに制限の多いマシンではありましたけれど、今から思えば本当に気軽にいろいろなところへ持ち歩いていました。特に初代20はとことん手を入れて使っていました。東芝製の9.5mm厚のHDDを裏蓋を切り取ったら使える・・・と聞いてからは・・・2GB→8GBと載せ替え。さらにCPUキャッシュの改造まで施しました(これは自分の手には負えなかったので頼んだ)。
 なんで、Librettoのことを思い出しているかというと、先日Asukalさんの暗黒ROMを移植して現役復帰した私のUniversal。考えてみれば、CPUこそ異なっているとはいえ、クロック数最大624MHz、搭載メモリ64MB+64MB。そして、HDDこそ搭載できないもののその代わりに搭載しているSDメモリカードSDHC対応の4GB(X02HT用に手配していたmicroSDをアダプタに入れて転用したものなのですが(^^ゞ)。OSもまぁWindowsMobileではあるものの、OfficeMobileが使える。日本語入力にはATOKが使える・・・。拡張性はほとんどないものの(SDIO使えないし、USBホスト機能もない)、通信手段は携帯電話としての機能はもちろん、WiFiもBTも使える。起動は速いし、基本はサスペンド。標準バッテリーでも4時間くらいは連続稼働できそうだし、現状では大容量バッテリーが2つも控えている。そして、液晶はVGA。フルキーボード搭載。サイズは・・・今でこそ大きな部類に入りますけれど、それでもLibrettoの何分の1になったことか・・・。単純比較しても意味がないのは当たり前ですが、やっていることを比較してみれば、実は10年前とそれほどかわるものではなく、ネットの巡回にメールの確認、サイトへの書き込み、テキストの入力・・・。そう考えれば、本当に小さくなったんだなぁ・・・と実感します。それと同時に機械としてのスペックは確実に進歩しているのに、結局私個人のやっていることは突き詰めていけばあまり変わっていなくて、進歩してないんじゃないかな?と思ってみたり・・・。かつて携帯とモデムを接続してパソコン通信にアクセスしていた時代もありました。従量制だし速度は遅いし、そして料金はバカみたいに高かった・・・。それでも10年以上小さな端末を使い続けてきているんですよね(^^ゞなんとなく手の中のUniversalがでっかく見えます(^^ゞ
 予定管理に、To Do管理、メールのやりとりにブログの更新、音楽鑑賞から映画鑑賞までできちゃいますよ・・・(^^ゞもちろん、X02HTでも、アドエスでもできるんですが、使い出すと気になるのはやっぱりUniversalなんです(^^ゞさすがに腰を落ち着けて仕事をこなすときにはLOOX Uの出番となりますが、さっと取り出せて、快適に使えるアドバンテージはやっぱり大きいです。
 なんか、久しぶりにだらだらと書いてしまいましたが、私たちを取り巻いている環境は確実に進化しているんだな、とちょっと感慨深く思った秋の夜長でした・・・(ただの現実逃避とも言う・・・)まぁ、現状Universalでできないことって作成したデータを直接印刷できないことだよなぁ・・・(-。-) ボソッ