SONY CLIEシリーズを終了・・・Palm日本語版終焉の時

nurikabe-majin2005-02-22

噂はずっと広まっていましたが、ついに正式に通達(?)ですか・・・。まさか、Palmの方が先に日本語版の道が断たれるとは、数年前までは思ってもみませんでしたねぇ。どちらかといえばCE関係の方が危ない時期がありましたからね。もうそこら中のユーザーサイトで取り上げられていますが、あまり大騒ぎでもないような・・・。まぁ、PalmOSのマシンそのものがなくなるわけではなく、あくまでもメーカーが正式に対応した「日本語版」のマシンが終わるということで・・・ということなのでしょうか?しかし、一時は月刊CLIEとまでいわれた国産PDAがその幕を下ろしますか?しかも、その最後を飾ったのが、VZ90とは・・・。すでにPalmをメインにする環境ではなくなってしまったので(加えて使っているのが英語版ということもあり)、私自身はこのニュースにショック!?というわけではないのですが、やはり残念でなりませんね。全機種とはいいませんが、ほとんどの機種に手を出しましたからねぇ・・・(。_・☆\ ベキバキ。
PDAは全体的に市場が縮小傾向にあるのは間違いないところですが、それに変わるであろうと予想されるSmartPhoneの投入が日本ではほとんど前向きでない現状では、このSONYの撤退は痛いですね。でも、ある意味ではSONYが戦略を間違えた・・・と考えなくもないです、個人的に。まぁ、PPCもそうですがあまりにも高性能・高価格化に走りすぎましたか?何でもかんでもできる!と宣伝して回りながら実はそのままでは何もできない環境。かつて、UX50を見限ったときにぼろくそに書いて鋭いつっこみを受けたこともありますが、あまりにも最新技術の導入に走りすぎたのではないかな?という感じを持っています。新しい技術を導入して、こんなこともできるようになったよ。だから、価格が高くなったのも当然・・・。VZ90が発表されたとき、こんなことを思ったのは私だけでしょうか?あのときはもう1機種、廉価なモデルもでるはずだ・・・と思っていたのですが、結局それは実現せずに終わってしまいましたね。個人的には、あまりにも自社の技術だけにこだわりすぎたのではないかな?と思っています。この戦略もうまくいけば成功しますが、CLIEの場合は逆方向に突き進みましたからねぇ・・・。CFスロットのみ搭載、もしくは搭載しても対応機器が限定とか、あくまでも自社ブランドのメモリースティックにこだわったりとか・・・。ネットへのアクセスについても、Bluetoothは搭載したり、しなかったり。無線LANは搭載しても日本ではそれほどインフラとして普及しているとはいえず、また無線LANで使用するにはあまりにも心許ないバッテリー容量(全部が全部ではありませんが)。その辺のちぐはぐさを感じて仕方がありません。SJシリーズ、TJシリーズといった上手にアピールすればもっと結果は違ったのでは?という機種もあったのに・・・(などといいながら、廉価版には手を出していない私(。_・☆\ ベキバキ)。
こんな風に書くと、怒られそうですが、決してけなしているわけではありません。撤退は非常に残念です。ただ、そこに至る過程に疑問が残るだけです。うちにあるCLIEは現在ではTH55のみ。しかも、すでにPDAとしての役目を果たしていません(。_・☆\ ベキバキ。完全に置き時計状態。でも、内心はVZ90の次の機種を期待はして待っていたのですが・・・。それももはやはかない夢となってしまいました。現在メインに使用しているPPCだって、明日はどうなるかわかりません。でも、こういったPDAの便利さを知ってしまうと現在の携帯電話の持っている機能で満足することなんてできないです。願わくば、一度撤退した本家PalmOneが再び帰ってきてくれることを期待したいですね(望みは薄かな・・・)。
私が手にしたCLIEマシン一覧
S500C、N700C(後にN750C相当にアップグレード)、T600、NR70V、NX70V、NZ90、TG50、UX50、TH55(2台)・・・って、あれ?こんだけだっけ?
SONYさん、本当にお世話になりましたm(__)m ご苦労様・・・