私がe800にこだわる訳(その3 自分にあったPDAは人それぞれ)

う〜ん、気軽に始めたこの話題だったのですが、さっき届いた(なぜかメールアドレスを変更してから配信されるのが遅くなってるんです)MobileNewsをみてみると・・・紹介されているよぉ・・・(==;)こんなの読んでも何の役にも立たないのにぃ・・・(。_・☆\ ベキバキ。体調も芳しくないし、もうちょっとあとでもいいかと思っていたけれど、ちょっとプレッシャーが・・・(。_・☆\ ベキバキ(実はそれほどでもないかも)。ということで、まぁ、私の戯言にもう少しおつきあいください。
 さて、h4350でほぼ理想のPDA環境を手に入れたと思っていた私ですが、年末大騒ぎになっていたh2210とMicrokeyboadを手に入れました。h4350にはCFスロットがありません。そのため手持ちのAirH゛「AH-N401C」がそのままでは使用できません。が、幸いにして昨年私はシグマリオン3絡みでSONYのハンディカム用のBluetoothモデムアダプタ「BT-NW1」を手に入れていました。もともとビデオカメラ用に発売されているオプションですが、こいつとBluetoothを搭載したPDAがつながることはすでに報告されています。h4350もこれを介してAirH゛に接続できたおかげでネットへの接続が可能になりました。そこへCFスロットを搭載したh2210の発売でした。発売当初から入手困難、私自身は当初あまり興味はなかったのですが、Microkeyboadが使えることを聞いて興味がわき、年末に入手しました。スペック的にはh4350とほぼ同等。キーボードは着脱可能。はずすとh4350よりコンパクトです。無線LANは内蔵していないものの、CFスロットとSDスロットを持っていますから、無線LANを使いたければCFカードを使うことで解決します。また、さまざまな周辺機器が使えるCFスロットの搭載は確かに魅力的です。しかし、購入してみたものの、結局今の今までほとんど使用しませんでした。「もったいない」と怒られそうですが、本当にそうなんです。今はもう放出のため箱の中に梱包しています。でも、なぜ周囲ではあれほど好評のh2210を私は使いこなせなかったのでしょうか?基本的にh4350のあとに手に入れた新しいマシンです。今まででいえば興味がそちらに移っても何の問題もありません。でも、私は結局h4350をメインに選びました。h2210は予備機にもなりませんでした。それはなぜか?よくよく考えてみると、私の使い方にあわなかった、ということがわかりました。
 PDAの使い方、というかPDAで使うアプリは人それぞれだと思います。私はかなり以前からアプリケーションの起動やタスク切り替えにSmallMenuPlusを使用しています。もちろんh2210を購入したときもこのSmallMenuPlusをインストールしました。しかし、そのアプリの使い勝手がh4350h2210ではかなり違ったのです。人によってどのように使っておられるかはわかりませんが、私の場合、SmallMenuPlusは本体側面のボイスレコーダーボタンに割り当てています。ボイスレコーダー自体は私の場合ほとんど使うことがないので、このスタイルになっているのですが、この方法だと片手でホールドしたまま指一本でSmallMenuPlusを起動して、そこからカーソルボタンで目的のアプリケーションを起動させることができます。ボイスレコーダーボタン→カーソルキー→アクションボタンという流れでアプリケーションを起動させることができるのです。この使い方が身に付いてしまいました。SmallMenuPlusはタスクの終了もできますので、片手操作のみでアプリケーションの起動、閲覧、終了を行うことができます。ところが、h210にはこのボイスレコーダーボタンがありません。私もこの使い方がこんなに馴染んでしまっていたのか、と思い知らされました。h2210ではアドレスボタンに割り当てたりしていましたが、やはり片手で持ったときの一連の操作の流れに無理が出てきます。「たかがそんなことで」と思われる方がおられるかもしれませんが、一度馴染んだ操作方法は壮簡単には変更できないのです。そしてこれは人それぞれだと思います。側面にボイスレコーダーボタンがあるかないか、このことが私のPDAの使い方に非常に深く関わるようになっていたのでした。そのため、多くの方が絶賛されていたh2210+Microkeyboadの組み合わせを私が受け入れることができなかったのでした。「片手で操作できる」、何でもないことかもしれませんが、スケジュールや家計簿、仕事で使っている表やメモなどをちょくちょくと「見る」ことの多い私にとっては、とても大きな意味を持つようになっていたようです。そして、このことがe800にこだわる大きな要因の一つになっているのです。